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税理士試験って独学でもいけますか?
独学は絶対おすすめしません。専門学校などを利用するのが現実的です。
専門学校はどこが良いですか?
個々の環境等によりますが、選ぶべきポイントや外せない部分があります。今回はそちらを解説します。
税理士試験は独学では無理。専門学校選びが第一歩
税理士試験の各科目の難易度は高く、よほどの天才でもない限り、独学では無理です。そのため専門学校・予備校を利用して学習を進めるのが現実的な選択肢となります。
独学では無理な理由は主に次の3つです。
- ①専門性の高さ
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税法は年々改正され、改正点などの出題も多くその内容を正確に理解する必要があります。独学では日常生活&普段の学習に加えて、改正点に対するアンテナを張る必要があります。
- ②膨大な学習量
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ボリュームが多く短期間での習得は困難です。独学では体系的に学ぶ事自体が難しいかもしれません。
- ③学習環境
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質問できる相手がいないため、疑問点を解消できず、効率的な学習が難しい場合があります。
裏を返せばこれがそのまま専門学校等を利用した方が良い理由となります。
そして何より、独学では試験対策のノウハウが不足しがちです。
このような壁が立ち塞がりますので税理士試験に合格するためには、効率的な学習方法やそれを進めるためのサポート体制が不可欠です。
専門学校・予備校選びは、税理士試験合格への第一歩とも言えます。
働きながらの学習は隙間時間や効率が大事
税理士試験は科目合格制度で、働きながらでも合格を目指せる一方、合格までは長い道のりです。
その道を歩むためには強い意志と効率的な学習方法が不可欠です。
何年間も仕事や家事、家庭、勉強をこなすのは想像以上に大変です。それを乗り越えるには合格して税理士になるという強い意志と、両立させるための時間のやりくり(効率化)が必要になってきます。
受験に専念できる環境では無い限り、隙間時間を活用するなど効率的に学習を進めなければ合格を勝ち取ることは難しいです。
厳しいことを言うようですが、実際に受験生だった経験があるからこそ言い切れます。
税理士試験の専門学校・予備校の選び方
専門学校・予備校を選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。
- 利用者の数
- 講義時間や提供手段
- 料金
利用者の数は自分の位置を把握するために重要です。例えば大原のような老舗予備校は利用者数が多いのでその中で上位であれば、大体全体の中で上位であろうことが予測できます。
講義時間や提供手段は働きながら仕事と家庭も両立する社会人にとっては重要なポイントで、もちろん料金も重要です。
本番で重要な嗅覚を養いたい方は大原などの大手専門学校がおすすめ
大原などの大手専門学校は、長年のノウハウが蓄積され、充実した講義、教材、模試を提供するも大きな理由ですが、私がおすすめする一番の理由は「利用者数の多さ」です
税理士試験は相対評価の試験であるため、自分の立ち位置を正確に把握し、弱点克服に繋げる必要があります。大手専門学校は、利用者数が多く、自分の実力を客観的に評価できる点が大きなメリットです。
模試での立ち位置や各問題ごとに正答率を知ることができるのは大きいです。この問題は正答率が高いので絶対落とせない。逆に正答率が低いので時間をかけるべきでなかった。
このような本番で重要な嗅覚が養われるので「利用者数の多さ」はとても重要な要素です。
この嗅覚は絶対外せないポイントです。
ただし、このポイントは別の専門学校を選択したとしても、大原やTACの模試も受けるようにすればある程度リカバリーが効きます。
大手専門学校は比較的料金が高価なのでコストが高くなってしまうというデメリットがあります。
仕事や家庭との両立が不安な方はスタディングがおすすめ
忙しい社会人や主婦の方におすすめなのが、スタディングです。
スタディングは、約10分単位の短い動画や問題集で構成されており、通勤時間や昼休みなど、ちょっとしたスキマ時間を活用して効率的に勉強できるように設計されています。
スキマ時間を最大限活用する勉強スタイルが大きな特色であり最大のメリットです。
復習タイミングの管理も税理士試験においては重要ですが、AIが最適なタイミングで復習問題を出題してくれる機能があるのでそこのリソース削減効果も期待できます。
復習タイミングの管理は結構大変なので助かりますね。
税理士試験の一番の難所は仕事や家庭との両立です。
スキマ時間を活用するスタイルであれば上手く立ち回れるかもしれません。
しかし、たっぷり尺をとった講義の方が理解がしやすい方には、その長所が逆にデメリットになるとも考えられます。
そこが気にならない方には最適な選択肢なんじゃないかと思います。(+大手の模試)
スタディングは無料で講義を試せるので、良いなと思ったら講義を試してみるのもアリです。
コストは大手と比べてかなり安価となりますが+大手の模試パックや公開模試分を考えておいた方が良いでしょう。(それでも安価です)
選ぶ基準はあなたの学習スタイルとライフスタイル次第
どちらの予備校(もしくはその他の選択肢)を選ぶべきか迷っている方は、どちらが自分の学習スタイルとライフスタイルなどの状況に合うかという基準で選ぶことをおすすめします。
それぞれの特徴を改めて比較します。
- 長年のノウハウにより、講義、教材、模試の質が担保される
- 利用者数が多いため、普段から相対試験で重要な嗅覚を養える←ここは重要
- 比較的高価
これらの特徴を踏まえて、ぜひ、ご自身の状況に合わせて、最適な専門学校を選び、税理士試験合格を目指してください。
スタディングを選んだ場合でも大手の模試は受ける事をおすすめします。
相対試験の対策には多くの受験生と競い合う経験が不可欠です。
私のおすすめは、
・忙しくてなかなかまとまった時間が取りにくい社会人や主婦の方はスタディング。
・忙しい中でもある程度まとまった時間の捻出が可能な方は大原などの大手。ただし、コストと相談しつつ。
です。
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