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インボイス登録をしたら氏名等が公開されるので、会社等に副業がバレるのではないか?
そんな心配があるようです。
確かに登録をすると適格請求書発行事業者公表サイトで情報が検索できるようになります。
ではやはり、バレてしまうのでしょうか?
結論としては、インボイス登録をしたことが原因でバレる可能性はほぼ無いと思います。
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適格請求書発行事業者公表サイトの仕様は、登録番号から検索しないと公開情報に辿り着けず、氏名から検索して、インボイス登録をしているかどうかを知ることはできません。
法人の場合はT+法人番号と決まっていますが、個人の場合はT+13桁の番号(マイナンバーは用いず)となっています。
従って、個人の場合は取引がないと登録番号が分からないため検索をかけることができません。
使い方としてはあくまで、買い手が入手したインボイスに記載されている登録番号が正しいのか、現時点で有効な番号であるのかなどを確認するためのものとなります。
つまり、登録番号を知らなければ検索ができない。登録番号は取引をしなければ分からない。
このことからインボイス登録をしたことによって会社に副業がバレる可能性はほぼ無いと言っていいのではないでしょうか。
公表情報は全件ダウンロードすることができるので、以前はCSVファイルでダウンロードして氏名で検索をかけるということができたと思います。
ですが令和4年9月26日から個人は氏名などの情報は削除されたデータになっており、今はできないようです。
現実的にはあり得ないと言ってもいいくらいかもしれませんが、適当に登録番号を検索してヒットする可能性が0ではないので「ほぼ」と言っています。
繰り返しになりますが、このように適格請求書発行事業者公表サイトの仕様から、会社が検索をかけてインボイス登録をしているか(つまり副業をしているか)を知ることは難しいと言えるのではないでしょうか。
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