税理士試験におすすめの電卓3選

今回は税理士試験を受けるにあたっておすすめの電卓というテーマです。

この記事を読んでほしい方

・税理士試験を受験するにあたって今使っている電卓で良いのか迷っている方

・これから税理士試験を受けようと考えている方

・税理士試験の受験に向けて電卓の購入、買い替えを検討している方

私は全経上級から始めて10年かけて5科目とって官報合格しました。

今回は税理士試験におすすめの電卓としまして、

実際に10年間の税理士試験において使用した電卓DS-20WK(正確にはDS-20DT)。合格後に買い換えたプレミアム電卓S100。癖がなく扱いやすいJS-20WK。

これら3つの電卓をご紹介したいと思います。

目次

税理士試験におすすめの電卓

一般的に税理士試験や簿記試験などで使う電卓は実務電卓といって、電卓の中では比較的高価に感じるかもしれません。

しかし、電卓は税理士試験において必須アイテムです。

試験において実務電卓を使った方が良い理由は相対試験と言われている本番でライバル達に遅れを取らない事。この1点につきます。

極端な例をあげると、出費を抑えて自宅にあった10桁の電卓で本番に挑んでみたらライバル達は全員12桁の電卓でした。となった時、税理士試験は桁数の多い問題もザラにあるのでその時点でアドバンテージを取られてしまいます。

基本的には数年、十数年使う事になるので使用期間から考えると決して高い買い物ではありません。

電卓はケチらずきちんと実務電卓を用意しましょう。

電卓メーカーはカシオとシャープが二大勢力となっており、それぞれ機能の使い方が若干異なるので理由がない場合は現在使用しているメーカーは変えない方が良いです。

今回はカシオの電卓のみに焦点を当てています。

税理士試験に使用する電卓に求める機能

ポイントは次の6つです。

・12桁表示

・ツーゼロキー【00】がついている

・裏にすべりどめのストッパーがついている

・安定感がある電卓(ある程度の大きさがあるなど)

・メモリー機能、GT機能がついている

・早打ち機能(キーロールオーバー)がついている

実務電卓であればどれも備わっている機能だと思いますがそれぞれ簡単に解説します。

12桁表示

例で少し触れましたが、税理士試験は桁数の多い問題は良くあります。

10桁では心もとないので12桁表示される電卓にしましょう。

ツーゼロキー【00】がついている

問題の桁数が多いので【00】キーは重宝します。

裏にすべりどめのストッパーがついている

本試験は会場により机の広さが異なりますが、基本的に机は狭いです。

さらには2時間という制限があるなか必死で電卓を叩くので、簡単には動かないものが良いです。

安定感がある電卓

ストッパーと同じ理由になります。安定感のあるストッパーのついている電卓でしたらそう簡単には動きません。激しく計算するくらいでは動じないかと思います。

メモリー機能、GT機能がついている

メモリー機能とは【M+】や【M-】などのボタンで、数字を記憶(メモリー)してくれる機能です。

GT機能とは小計をいくつか求めた時にその小計を集計した合計を求めることができる機能です。

機能の紹介は今回は割愛しますが、計算時間を大幅に短縮してくれます。

早打ち機能(キーロールオーバー)がついている

これは次のキーを入力する際、前のキーを離す途中から押し始めても入力が受け付けられるという機能です。

特に左手(利き手と逆の手)をホームポジションに置いて電卓を打つ方などはあった方が良いと思います。

受験生時代に使用していた電卓DS-20WK

私が受験生時代に使用していた電卓はDS-20DTという機種になります。

現在は後継機としてDS-20WKが出ているようです。

長所:大きくて安定感があり、身長180センチある私でも窮屈に感じないところです。(サイズは(奥行×幅×高さ) : 189×135×34.8、重さ281gだそうです)

短所:一般的な電卓と【0】と【00】キーの配置が異なるのでこれまで使用していた電卓によっては慣れるまで苦労するところだと思います。

※写真はDS-20DTです。

身体が大きめ、指が太め、多少本体が大きくてもとにかく安定感が欲しい方におすすめです。

税理士となった今、現在使用しているプレミアム電卓S100

プレミアム電卓という立ち位置で高級感がある電卓です。

長所:高級感がある。打感が気持ちいい

短所:コストがかかる。(お値段3万円前後)

見た目、質感大変GOODです。ただし、プレミアムといっても機能に差はありません。

使ってて違いを感じるのは打感くらいだと思います。

とにかく見た目にこだわりたい方。最初に出費をすることで覚悟を決めたい方におすすめです。

DS-20WK、S100ではピンとこなかった方はJS-20WK

JS-20WKは必要な機能は備えつつ、DS-20WKより小さく軽く、S100よりコストがかからない、欠点が無いのが長所といったタイプでしょうか。

サイズは174.5×107×24.2 / 210gとの事です。

身体が大きくない、電卓の見た目にこだわりはない、つまりDS-20WKにもS100にもピンとこなかった方にはJS-20WKがおすすめです。

実務電卓はその名の通り実務でも使えます。

今はS100を使っていますが、壊れて買い替えた訳ではありません。

10年使ったDS-20DTはまだ現役で自宅で使っており耐久性も抜群です。

DS-20DTもS100も実務上機能に不足を感じた事はありません。

税理士試験だけではなく、実務にも当然使えます。

わずかな出費を惜しんでライバル達に差をつけられることのないよう、実務電卓を用意して試験に挑みましょう!

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この記事を書いた人

開業税理士です。
自身のHPブログを運営していく上でブログを書く楽しさに気付きました。
税理士事務所のHP内という枠に捉われず好きに書く場所としてこの個人ブログを運営しています。

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