税理士試験の理論を覚える時に意識する事

やはり税理士試験で大きな壁となる理論暗記については気になる方が多いようで前に書いた理論暗記の記事は今でも見ていただいているようなので、もう少し理論暗記について書こうと思いました。

前に書いた記事はこちら↓

私はこうして税理士試験の理論を覚えて回していました。(私なりの理論の覚え方、回し方) | 税理士なるまでなってから

目次

理論を暗記するうえで大切な事

  1. 1題暗記するためにその日の時間を使いすぎない
  2. 定期的に確認する
  3. 漢字も書けるように

ポイント絞るとこの3点になると思います。

それぞれ解説していきます。

1題暗記するためにその日の時間を使いすぎない

数年間かけて私がたどり着いたのは「1題暗記するためにその日の時間をある程度以上割くのはやめよう」という結論でした。

具体的に決めてはいませんでしたが振り返ると最初の暗記でも1題につき1時間以上はかけないようにしていたと思います。

自分で言うのもなんですが真面目だったのかある程度…8割以上暗記したという手ごたえがないと次に進んではいけない感覚になっていました。

最初の暗記は時間がかかるものですが…最初にがっちり覚えようとするとどうしてもそうなってしまいます。

ただ、これを何題も…となるとそのうち復習が回らなくなってきます。

暗記と再確認はなるべく短めに…ただしその分何度もしましょう。

1工程を短くすることで、繰り返しやすくなりますし、やることに対して心理的抵抗が少なくなります。

1時間近くかけて暗記しなくちゃ…となると精神的にもかなりハードですが、1日数十分…それを何日間かかけて覚えれば良いという思考だと大分ハードルが下がります。

定期的に確認する

1工程を短くしたことにより1日での定着度は当然下がります。

ですが、人間は翌日には50%くらい忘れているらしいのでそれで良いと思います。

毎回ガッツリ全力で暗記して翌日50%忘れて…の繰り返しはなかなか辛いです笑

サクッと確認して50%忘れて…を何日間も繰り返せばそのうち記憶が定着します。

1回あたりの時間を短くした代わりにある程度定着するまでは毎日繰り返す。このくらいの感覚が良いのかなと思います。

私は初めて覚える理論は1週間は毎日確認してました。そこから2日か3日空けて再確認、次は1週間くらい空けてから再確認。という流れが基本でした。

忘却曲線的にも理にかなっている方法だと我ながら思っています。

漢字も書けるように

これは何のことかと言いますと、私は基本音読でした。Aランクは時々書いていましたがBランク…なかでもBランクよりのCランクはほとんど書いてはいません。

でもその中にこれいきなり書けるか?という漢字があれば小学生の漢字の書き取りのようにその部分だけ何度も書くという事をしていました。

音読やPCでのタイピングで覚えている方は漢字を書けるかどうかも意識しながらの方が良いと思います。

まとめ

理論暗記はかなりの負担なのでその負担を分散しましょう。

なるべくなら書かずに…(書くのが一番手ごたえあるのですが時間的そして手への負担も考えて)そして1回あたりの時間を短く…負担を細かくして1年間かけて背負いましょう。

ただし、Aランクはみんな書けるように仕上げてくるので精度をあげる意味でもたまに書く時間を設ける事をお勧めします。

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この記事を書いた人

開業税理士です。
自身のHPブログを運営していく上でブログを書く楽しさに気付きました。
税理士事務所のHP内という枠に捉われず好きに書く場所としてこの個人ブログを運営しています。

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