税理士試験に合格するための直前期の過ごし方

税理士試験に限りませんが試験に合格するためには直前期の過ごし方は重要です

この記事を読んでほしい方

 ・今回が初めての受験で直前期の過ごし方が分からない方 

 ・直前期が大切なのは分かっていてもスパートをかけきれないという方

 ・直前期に過ごし方に不安がある方

私は全経上級から始めて10年かけて5科目とって官報合格しました。

さすがに10年もやれば試行錯誤を繰り返し、ノウハウが生まれます。

今回は私が税理士試験本番に向けて直前期に何を意識してどのように過ごしていたのかお伝えしたいと思います。

目次

税理士試験の合否を分ける直前期の過ごし方

私が直前期において意識していたのは大きく分けて次の4つです。

・計画表の作成する。

・直前期だからこそ基礎を大切にする

・余暇の封印する

・体調管理

直前期のハードな勉強を乗り越えて本番に挑むための4選です。

これから一つ一つ解説していきます。

直前期は計画表を作成する

私は7月から毎日やる事を一日単位でおおまかに書いた計画表を作っていました。

当時使っていたものは残っていませんがこのような表を作っていました。

基本的に毎日模試は解き直し、プラスアルファで個別問題やテキストレベルの総合問題。テキストの読み直しも毎日行います。

1月に2~3回調整日として遅れの挽回などその他必要と思うものに充てる日も設定しておきます。

計画表を作るメリットとして作成段階で解き直しのペースの管理できる事。(実行段階で修正もききます)

それから、日々やる事を決めていてはやるべき事が気分に左右されてしまう場合があります。

計画表を作成し、事前にやる事を決めておく事で日々淡々とこなしていく事ができます。

直前期だからこそ基礎を大切にする

直前期は答練の解き直しを重視しがちですが、この時期だからこそ基礎の見直しです。

5月の基礎答練時期を終えてから、6月から難易度の高い答練をこなして基礎論点に触れる機会が減っていたはずです。

ただ時間的に個別問題集を1から解き直す時間もないと思います。

そこで私は計画表のように総まとめ問題集(個別問題集)を挟み、テキストレベルの総合問題で間違えた箇所だけ個別問題を解く。

テキスト読み返しで理解不足と感じた箇所だけ個別問題を解く。というやり方をしていました。

本番で重要なのは基礎論点を取りこぼさない事です。

7月に答練の解き直しに追われ、基礎論点を疎かにすることが無いようにしましょう。

合格するために余暇を封印する

私はTVゲームが好きですが、毎年4月頃から配線を外して段ボールに入れて封印していました。

スマホもなるべく触れないように模試の解答時間の測定もキッチンタイマーを購入してそちらを使っていました。

直前期に限りませんがなるべく勉強以外に時間を使わない。充てられる時間は全て勉強に充てる。

休憩として触れてしまうのもお勧めしません。

休憩を取るなら仮眠…仮眠を取れないにしても瞑想(目をつぶって5~10分何もしない。)をしていました。

必死に勉強した後に仮眠や瞑想をするのは詰め込んだ内容が整理されるようで定着度も増したと思います。

それから封印することで覚悟も決まります。気合も入ります。

好きな事は試験が終わった8月に思い切り楽しみましょう。

キッチンタイマーは120分以上測れるものにしましょう。意外と60分、90分までのものがあります。

直前期はいつも以上に体調管理も意識して

勉強に意識がいきがちですが、体調管理も大切です。

この直前期に体調を崩して勉強できない日を作ってしまうのは大きなマイナスです。

この直前期は税理士試験に臨む全ての人がスパートをかける時期です。このタイミングで転倒してしまう事のないよう体調管理も勉強の一環です。

冷たいものを食べすぎない、生ものを避けるなど食事も意識しましょう。

私は前日と当日(試験終了まで)はカロリーメイトのようなもので済ませたりと毎年ダイエッターのような食事をしていました。

水もがぶがぶ飲みすぎないように、当日は口にゆっくり含んで水分取りすぎて本番中のトイレを心配しないように心がけました。

税理士試験の受験回数が少ない方には+α

税理士試験の受験回数が少ない、もしくは初めてという方にはプラスアルファで普段から本番と同じ時間帯に模試や総合問題を解くようにしてみるのも良いと思います。

本番のサイクルに身体を合わせるようにするためです。少し緊張も和らぐかもしれません。

受験回数が増えてくるとこのあたりは自然と出来るようになるのであまり意識はしなくても良いかと思います。

もちろんベテランだから軽視して良いという事ではありません。

まとめ

・計画表を作って、あらかじめ解き直す問題のペースを管理。日々の気分に左右されずやるべきことをこなす。

・直前期だからこそ基礎を大切にする。

・余暇を封印してその分は勉強もしくは脳の休息にあてる

・体調管理も勉強の一環

・プラスアルファで普段から本番の時間に合わせて総合問題を解く

直前期は特にキツイですよね。量も内容もハードなので機械的にこなせるような工夫が大切かと思います。

今回は主に計算分野に関してでした。

理論暗記についてはこちらの記事で書いています。

理論の覚え方

理論暗記のコツ①

直前期を乗り切って合格を勝ち取れるようお祈りしています。

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この記事を書いた人

開業税理士です。
自身のHPブログを運営していく上でブログを書く楽しさに気付きました。
税理士事務所のHP内という枠に捉われず好きに書く場所としてこの個人ブログを運営しています。

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