答えを覚えてしまっていても解きなおしの仕方次第で効果有り!

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答えを覚えちゃっても意味あるの?

何度か解きなおしすると答え覚えちゃってるけど意味あるのかな…そんなふうに思いませんか?

私は思いました。

解かないよりは解いた方が良い精神で解きなおししていましたが、今振り返るとそうやって解いても正直効果は薄かったと思います。簿記論で2回落ちた事や、なかなか税法の壁を越えられなかったのはこの辺も一因だったと思います。

今回は税法の計算問題を例にして書いていますが考え方は一緒です。簿記も一緒です。

意識次第で効果有りです!

過程を確認する

基本的に問題を解く時は○○だから××というように根拠をもって答えを書いていきます。

本試験ではこの過程が大切です。本試験は当然ながら初見の問題で答えを覚えているなんていう事はありませんので自分なりに根拠を持って答えを示していきます。

「〇〇という根拠があってバチンと規定のスイッチが入って適用されてこの答えになる」私なりの表現ですがこの感覚、問題を解いていくときに凄く大切だと思います。

ただ、答えを覚えているとその過程を省略してしまいがちです。結論がすでに頭にあるからです。

過程を省略してしまうと、その規定が適用されるスイッチを自分の中で押せないんですよね。

色々と考えてそこを逆手に取るようにしました。

この問題で答えの数字が〇〇となる事を知っているなら、その答えになる過程を…規定のスイッチが入るのか、入らないのか、入るとしたらどの規定なのか…その答えになる規定のスイッチはどの資料から持ってくるのか。そのあたりをちゃんと考えてから答えを書く。

そうすると資料の与えられ方などいつもとは違った角度から見えたり、その規定のスイッチを入れるためにこれが必要だという事を実際の問題の場で確認できたりします。

答えを覚えているならなぜその答えになるのか自分なりに規定を適用するスイッチを意識してみて下さい。
答えを覚えている問題の解きなおし効果がグンと上がると思います。

既定のスイッチを間違えていたらテキストに戻る

恥ずかしながら私はしばらくこのテキストに戻るというのが良く分かりませんでした。

でもこのスイッチを入れながら解いていく感覚を身に付けてからは、間違えていたらそのスイッチ(自分の判断)が間違えていた事が理由付きで分かります。

〇〇だと思ってスイッチ入れたら、実は△△だったとか。

〇〇があるからスイッチを入れたけど、□□もあったのでスイッチ入れちゃいけなかったとか。

そういう感覚でいると間違えた時にどこを確認すれば良いのか分かりやすくなります。

間違えた箇所、自分の中で規定が曖昧な箇所がくっきりと浮かび上がると思います。

そうなればテキストに戻って浮かび上がった部分を確認すれば良いという事になります。

おまけ

これまでの話題とは別で、解きなおしの目安に解いた日付を管理しておくと良いかもしれません。

解きなおしの感覚は問題の難易度や解けなかった部分にもよるので一概には言えませんが、できれば1週間以内に一度目の解きなおしが理想かなと思います。

今回のテーマは割と悩む方多いような気がするのですがどうでしょうか?参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

開業税理士です。
自身のHPブログを運営していく上でブログを書く楽しさに気付きました。
税理士事務所のHP内という枠に捉われず好きに書く場所としてこの個人ブログを運営しています。

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