税理士試験 問題の素読み②

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問題の素読み 各科目について

前々回、税理士試験 問題の素読みでは各科目の素読みについて触れられなかったので今回は、消費税、住民税、所得税の計算の素読みをどうやってやっていたか覚えてる限り書きたいと思います。

消費税

消費税は計算2問体制が多い気がします。

もし、複数題ある場合は、解答用紙の感じでボリュームの予測をたてておき、問題のページ量でさらに予測をたてる(大体は解答用紙の予測があっています)

そして解くのはボリュームが少ない問題からと決めていました。

実際に解き始める際は解答上の注意をイレギュラーな指示が無いか、いつも通りなところは本当にいつも通りかを意識しながら確認します。

あとは実際に問題文を素読みしていきますが、基本的に私のスタンスは時間をかけません。

消費税の場合は問題文のなかから納税義務判定に関係する部分を探しつつ、ザーッと眺めてこんなこと聞かれてるのかな…と思い浮かべながら中間とかダイレクトに金額与えられて書けるものがあれば書きます。

という流れで試験開始から大体1~2分だと思います。

住民税

住民税は基本的に一家全員分の税額を求めるという形で、総合問題が固まって総合問題ができているような形式です。

なので素読みの段階でするのはおなじみ解答上の注意点をチェックして、あとは誰がボリュームがありそうか判断する。その時に同時にザーッと各人の論点を眺めてくおく。
大体、甲さんと父または祖父がボリューム多めです笑

そしてこれは住民税独特(相続税でもやるかもですが)家系図を簡単に書きます。

それぞれの繋がりを把握するために、書いて確認するために。

住民税は扶養や配偶者や所得制限やらなにやら忘れた頃に家族が絡むので最初に整理しておきます。すると割と頭に残っているのか対応できます。

所得税

所得税も2問以上の体制が多いので消費税と同じ要領で最初に手を付ける問題を決めます。

そしておなじみの解答上の注意点をチェック。所得税はそこに見落とすと致命的な指示が割とさらっとあったりするので特に注意しました。

大体ザーッと全体像を見てどの所得がありそうとか、税額控除らへんを聞かれているか眺めてまずは他に資料が飛んでなさそうな所得からやります。大体給与、退職やって利子、配当あたり、そして一時とか雑で、事業、不動産、譲渡あたりは基本的に最後の方ですね。

どの所得の資料がどのあたりにあるか、どの所得が手こずりそうかをザーッと眺めたら後は手を付けやすそうなところから解き始めるという流れでした。

まとめ

素読みは基本的に頭から手を付けていくのではなく、簡単そうな最初に手をつけられそうなとっかかりを探す作業というくらいでした。

解答上の注意点は確実にチェックして、あとはまとまった個別問題の塊(総合問題)をどこから崩していくかぐるっと一周して下見する程度の感覚でした。

私の素読みはこんな感覚でやっていました。参考になれば嬉しいです。

 

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この記事を書いた人

開業税理士です。
自身のHPブログを運営していく上でブログを書く楽しさに気付きました。
税理士事務所のHP内という枠に捉われず好きに書く場所としてこの個人ブログを運営しています。

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